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反太平記

¥3,000 税込

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【体裁:B5判・220頁 発行年月:2019年12月1日】
歴史MIND出版企画の第二弾!「反太平記」!ついに12月に発刊します!

日本歴史文学史上、最長作品として知られる「太平記」をテーマに、歴史MINDメンバー八名によって、その時代に活躍した人物達の生き様やその時代に起きた事件を取り上げ、従来にない斬新かつ柔軟な歴史観で、書物として、まとめ上げた異説・歴史書となっております。

今回は発刊挨拶に数々の歴史文学賞を受賞して多方面でご活躍されている伊東潤先生(歴史作家)に「太平記」の世界観とあわせ、本書「反太平記」の魅力をご紹介いただきました。

それに続いて前作「反吾妻鑑」でも好評であった歴史認識アンケート調査レポート(事前実施)を第一章に設け、「太平記」についての歴史認識を共有する事で、本書と「太平記」の理解を深めて頂くべく構成・紹介しております。
我々が行った事前アンケートにご協力いただいた方々の選りすぐりコメントも紹介しております。

第2章以降は歴史MINDのライター八名による書き下ろし原稿を掲載しております。
巷の歴史本では語られないであろう「太平記」の人物像・世界観・歴史真相について、ボキャブラリーを交えて、書かれており、一読の価値がある事をお約束いたします。

ぜひ、これを機会に「太平記」の時代・歴史を本書を通して発見していただければ幸いです。

歴史MIND 陶山正夫
2019年(令和元年)12月

******************
【目 次】

『反・太平記』発刊にあたって

【筆】伊東 潤

第一章 【太平記】に関する
      歴史認識アンケート調査とその考察

【筆】陶山正夫&歴オタ・オールスターズ 

はじめに
一.歴史Mind【太平記】アンケート(グーグル)
二.歴史Mind【太平記】アンケート(フェイスブック)
おわりに

第二章 レジスタンスの旗揚げから倒幕まで

【筆】玉木 造

はじめに
一.楠木正成の活躍
二.護良親王からの綸旨(りんじ)(新田義貞)
三.新田荘(新田義貞)
四.生品(いくしな)神社での旗揚げ(新田義貞)
五.足利高氏の旗揚げ(足利高氏)
六.小手指が原・久米川の戦い(新田義貞)
七.分倍河原の戦い(新田義貞)
八.裏切り
九.六波羅攻め(足利高氏)
十.関戸の戦い(新田義貞)
十一.足利高氏2つの悲劇
十二.洲崎の戦い
十三.稲村ケ崎
十四.十一人塚
十五.大潮の日
十六.義貞の防衛線突破作戦
十七.太刀投げ
おわりに

第三章 鎌倉のいちばん長い日

【筆】内田 めぐみ

はじめに
一.徳崇大権現
二.弁谷
三.長崎高重
四.円喜の涙
五.鎌倉炎上
六.北条高時
おわりに

第四章 書言ヲ尽サズ、言意ヲ尽サズ
    ~北畠顕家が目指したもの~

【筆】正本 景造

はじめに
一、歴史を動かした天皇の実態
二、北の大地に隠された無期待人事
三、稀代の麒麟児が魅せた、バランス運営
四、陸奥将軍府誕生
五、追い込まれた顕家
おわりに

第五章 月ヶ瀬梅林

【筆】山下 利栄子

はじめに
一、月ヶ瀬梅林
二、後醍醐天皇
三、笠置寺・笠置山
四、女官 姫若伝説
五、烏梅
おわりに

第六章 上杉憲顕と鎌倉府
  ~戦国へのカウントダウンはすでに始まっていた~

【筆】吉田 誠一

はじめに
一.観応の擾乱の特殊性
二.上杉氏とは
三.憲顕と鎌倉
四.権力闘争の火種
五.観応の擾乱の勃発
六.鎌倉公方足利基氏
七.観応の擾乱第2ラウンド
八.観応の擾乱第3ラウンド
九.薩埵山の戦い~直義の死
十.武蔵野合戦
十一.薩埵山体制と入間川御陣
十二.尊氏の死と憲顕の復活
十三.憲顕の鎌倉府統治
十四.憲顕が残したもの
おわりに

第七章 平家の護人
    ~陶山義高と一族の系譜~
                     
【筆】陶山 正夫
  
はじめに
一.陶山(すやま)氏の興り ~源氏討ちの一族~
二.陶山道勝の出家と幸運
三.鎌倉への移住と相模・陶山氏
四.道雅の出家と笠岡への帰還
五.陶山義高と太平記の世界観
六.笠置山の戦いと義高の勝因
七.六波羅攻防戦と陶山義高の最期
八.その後の陶山氏と笠岡山城の落城
九.陶山一族と黒田如水
おわりに

第八章 消された名将 新田義興
    ~矢口の渡しの悲劇から思う事~

【筆】内田 めぐみ

はじめに
一.新田義貞の次男
二、武蔵野合戦 鎌倉での義興
三、刺客
五、矢口の渡し
六、それから
七、神になった義興
八、新田神社についてのおまけのお話
おわりに

第九章 楠木 正儀
    ~誇り高き悪党の血統~

【筆】鈴木 淳

はじめに
一.暗転
二.草根
三.曙光
おわりに

第十章 足利義満は何がしたかったのか

【筆】市川 達也

はじめに
一.足利義満の生涯
二.ちょっと道草
三.足利義満晩年の軌跡
四.足利義満は何がしたかったのか・・・・諸説
五.足利義満は何がしたかったのか・・・・私見
六.足利義満は何故公方になったのか
おわりに

第十一章 赤松円心とは何者だったのか
~謎多き赤松一族を肴に呑んでみたら楽しかった~ 

【筆】関西・歴史マインド・メンバーズ
    (すー・ヤタ・コマやん)

はじめに
一.赤松氏のルーツ、ふるさと 
二.弓矢取ッテ無双ノ勇士有リ
三.人ノ下風ニ立タン事ヲ思ワザリケレバ
四.名ヲ顕シ忠ヲ抽バヤト思ヒケルニ
五.円心を取り巻く人々
おわりに

【太平記の時代】年表

索引・著者紹介

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