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豊臣秀吉となった男の一生と安土桃山時代
¥2,970
予約商品
【体裁】B5判, 334ページ 【予約特価案内中】3300円(税込:本体2970円+送料330円含む) *************************************** ★歴史愛好家のための日本の歴史シリーズ第2弾! 2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟」の豊臣秀吉の生涯(歴史)に焦点を当てた歴史論考集 ★「三度の飯より歴史」が大好きな歴史愛好家(バカ)達に送る通説に埋もれた「語られざる秀吉」に光を当てた一冊! ★秀吉の天下統一を支えた一門・家臣・越境人材の書き下ろし列伝風コラムも収録(61名) *************************************** 『豊臣秀吉となった男の一生と安土桃山時代』(歴史愛好家のための日本の歴史シリーズ第2弾)**は、戦国史に強い関心を持つ読者に向けて、豊臣秀吉の生涯とその時代背景を徹底的に解説した一冊です。 - 秀吉は、一介の「名もなき者」から弟・豊臣秀長(2026年大河ドラマ『豊臣兄弟』主人公)らの支えを得て、天下統一を成し遂げました。その歩みは、まさに「英雄の栄光と終焉」を体現しています。 - 本書では、従来の通説にとどまらず「語られざる秀吉」の姿を描き出し、安土桃山時代の政治・文化・社会体制を幅広く解説。時代の特徴や人々の生活様式、歴史の謎に迫ります。 - さらに、秀吉の治世が日本に与えた影響や、戦国から江戸への移行についても考察。歴史の大きな転換点を理解する手がかりとなるでしょう。 読み進めるうちに、秀吉自身の人間性や偉業、彼を支えた「名もなき者」たち(家臣・家族・人材)の生き様に深く感銘を受けるはずです。秀吉を知ることは、戦国時代の魅力を余すところなく体験することにつながります。 歴史研究や学びを楽しみたい方にとって必携の一冊。 ぜひ本書を手に取り、日本の歴史をより身近に感じてください。 ※注意:本書は著作権法に基づき提供されており、無断転載・二次利用は禁止されています。 ※特別収録のイラストや写真も多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。 *************************************** 【目次】 「豊臣秀吉となった男の一生と安土桃山時代」発刊にあたって 太宰 観 第一章 豊臣秀吉の出生記 〜本当に農民の子として生まれたのか〜 太宰 観 はじめに 1.秀吉の出生地の地勢と故郷 2.秀吉父系のルーツ 3.豊臣秀吉の父系にみる技術・情報・家柄の相関構造 4.豊臣秀吉の母系のルーツ 5.父母系の縁者 6.豊臣秀吉の商人気質と越境的資質 おわりに コラム① 秀吉の養子たち ~秀吉に翻弄された人生の果てに~ 正本 景造 第二章 木下藤吉郎秀吉の青年時代 小山 森郎 はじめに 1. 信長の草履取り 2. 小者から足軽へ 3. 勅使接遇 4. 薄縁ヲ敷キ祝言シツル 5. 墨俣一夜城のこと 6. 信長上洛、箕作城攻めのこと おわりに コラム② 豊臣の「まんかかさま」ねね 白石 ひとみ 第三章 信長包囲網・仏教相論~そこに勝ちパターンはあるか~ 正本 景造 はじめに 1. 最前線 2. 包囲網の勝ちパターンとは 3. 信長包囲網の光と影 おわりに コラム③ 逆名利君の人、竹中半兵衛 中田 学 第四章 長浜城主 羽柴秀吉 吉田 誠一 はじめに 1. 朝倉氏・浅井氏の討伐 2. 秀吉 大名になる~長浜城の築城 3. 秀吉による長浜統治と国友鉄砲鍛冶 4. 羽柴への改姓と筑前守任官 5. 柴田勝家との確執 そして 中国方面軍司令官へ おわりに コラム④ 「静謐」の茶 太宰 観 第五章 秀吉の中国攻め 〜中国大返しを検証する〜 山下 俊之 はじめに 1. 備中高松城攻め 2. 本能寺の変 3. 変の知らせと諸将の動き 4. 毛利との和睦 5. 中国大返し 6. 中国大返しの検証 おわりに コラム⑤ 闇の本能寺 ~消えた信長~ 渡邊 浩一郎 第六章 中国大返し ~神速その先へ~ 玉木 造 はじめに 1. 宇喜多家の命運をかけた戦・備中高松城攻め 2. 本能寺の変 3. 大返し開始 4. 大返しにおける海路活用説 5. 秀吉の「神速」と戦略 6. 山崎の戦い 7. 洞ヶ峠と池田恒興の奇襲 8. 不可解な光秀の最期 9. 何故、毛利軍は秀吉を追撃しなかったのか? おわりに コラム⑥ 黒田官兵衛の栄光と限界 中田 学 第七章 豊臣秀長 〜見えない「徳」を残した稀代の補佐役〜 正本 景造 はじめに 1. 同僚にして「弟」 2. 兄弟の飛躍 3. 天下一統の副将 4. 天下の指南役 おわりに コラム⑦ 藤堂高虎 ~本当の「我」を押しとおした男~ 正本 景造 第八章 転換点としての清洲会議 中田 学 はじめに 1. 清洲会議と清須会議 2. 「清洲」と称された会議以外の出来事 3. 清洲会議開催までの経緯 4. 忘れられがちな織田信忠の存在 5. 清洲会議の決着とその意義 おわりに コラム⑧ 蒲生氏郷 ~レオンの約束の地~ 太宰 観 第九章 賤ヶ岳戦役での秀吉 ~現地レポを織り交ぜて~ 鈴木 淳 はじめに 1. 織田政権の抱える火種 2. 開戦 3. 戦線は湖北へ 4. 決戦Ⅰ ~守~ 5. 決戦Ⅱ ~破~ 6. 決戦Ⅲ ~離~ おわりに コラム⑨ 槍の又左衛門が築いた百万石の石垣 太宰 観 第十章 秀吉の大坂城築城と首都構想 鈴木 淳 はじめに 1. 淀川水系を巡る政庁と都市 2. 大坂の生い立ち 3. 都市空間「大坂」の出現~豊臣家のホームタウン~ 4. 増殖する首都圏 おわりに コラム⑩ 堀秀政 ~「運が微笑む」機会に立ち会い続けた「名人芸」~ 正本 景造 第十一章 小牧・長久手の戦い 〜家康はなぜ秀吉に無謀な戦いに挑んだのか〜 中田 学 はじめに 1.「小牧・長久手の戦い」という呼称 2.秀吉と信雄との蜜月から対立へ 3.三家老の誅殺そして犬山城奪取 4.家康、小牧山に布陣す 5.羽黒の戦い 6.三河中入り 7.長久手の戦い 8.池田家にとって「小牧・長久手の戦い」は是か非か 9.本多忠勝と佐久間盛政~秀吉の武将観 10.秀吉の戦略的苦境と戦局の膠着 11.和睦への道 12.和睦と家康の深慮 おわりに コラム⑪ 秀長総大将に祭り上げられる! 四国攻めの舞台裏 吉田 誠一 第十二章 中世を終わらせた秀吉の検地と刀狩り 吉田 誠一 はじめに 1. 中世の土地制度 2. 検地① 検地とはなんぞや?その目的は? 3. 検地② 太閤検地以前の検地 4. 検地③ 太閤検地 5. 検地④ 太閤検地以後の検地 6. 刀狩り① 刀狩り以前の農村の武装 7. 刀狩り② 秀吉の刀狩令 8. 刀狩り③ その実態 9. 刀狩り④ その目的 10. 刀狩り⑤ 江戸時代の庶民の帯刀事情 11. 刀狩り⑥ 鉄砲の取り締まり おわりに コラム⑫ 太閤検地を科学する 山下 俊之 第十三章 豊臣秀吉の九州平定とキリスト教政策 白石 ひとみ はじめに 1. 戦国末期の九州 ―大友・島津・龍造寺― 2. 九州とキリスト教 3. 豊臣秀吉による九州平定戦 4. 伴天連追放令 5. 伴天連追放令発令後の九州情勢とキリシタン 6. 一五九〇年代の対外交渉とキリスト教政策―サン・フェリペ号事件と二十六聖人の殉教― 7. キリスト教政策は江戸幕府にどう引き継がれたか おわりに コラム⑬ 妙なる調べ ~天正遣欧使節、聚楽第にて秀吉に謁見す~ 白石 ひとみ 第十四章 天下統一の完成 〜中世はみちのくで終る〜 玉木 造 はじめに 1. 惣無事令(ルビ:そうぶじれい) 2. 北条氏の惣無事令違反① 宇都宮攻め 3. 北条氏の惣無事令違反② 名胡桃城事件 4. 真田昌幸(ルビ:まさゆき)のリスクヘッジ 5. 豊臣秀吉による沼田裁定 6. 小田原征伐前夜の蛙告(ルビ:けいこく) 7. 小田原城への進軍(山中城と韮山城) 8. 小田原城包囲陣の陣容 9. 一夜城の真実 10. 石垣山城でのエピソード2つ 11. 小田原城開城までの経緯 12. その後の北条氏 13. 鎌倉での秀吉 14. 江戸の見分 15.結城城への立ち寄り 16.宇都宮仕置 17.奥州仕置 18.葛西・大崎一揆 19.問題児・伊達政宗、決死のパフォーマンス 20.鶺鴒押印事件 21.三成の策 22.九戸政実の乱 23.奥州再仕置軍の派遣 24.九戸政実の乱終結と天下統一の完了 おわりに コラム⑭ 悲劇の関白 豊臣秀次 吉田 誠一 第十五章 大航海時代と朝鮮出兵 〜耳塚にて思う事〜 玉木 造 はじめに 1. 海外侵攻をしたがらない武士たち 2. 型破りな武士・信長 3. トルデシリヤス条約 4. サラゴサ条約 5. 遠大なる構想 6. スペインの侵攻戦略 7. 妄想から構想へ おわりに コラム⑮ ポルトガル・オランダの古記録からみた戦国時代 アマリコ 第十六章 太閤記の終焉 〜難波のことも夢のまた夢〜 太宰 観 第十七章 豊臣秀吉の家臣と越境人材 太宰 観 はじめに 1. 家臣【一門衆 】 豊臣秀次 ~血縁と嫉妬に翻弄された関白~ 小早川秀秋 ~一枚の葉のように~ 加藤清正 ~剛腕と知略の武将~ 福島正則 ~武勇と情の狭間に生きた男~ 青木重吉 ~秀吉の従兄弟として支えた公家成大名~ 小出秀政 ~秀吉の叔父にして竹馬の友~ 木下家定 ~目立たぬ存在であった秀吉の義兄~ 杉原家次 ~悲しい性に押し潰された豊臣家の宿老~ 木下勝俊 ~武士で在る事より歌詠みを選んだ長嘯子~ 浅野長政 ~剛直にして理知的な秀吉の義弟~ 豊臣秀長 ~秀吉の影に徹した男の物語~ 2. 家臣【譜代衆】 蜂須賀正勝 ~秀吉を支えた天下取りの立役者~ 前野長康 ~運命を静かに受け入れた武人~ 石田三成 ~負けに不思議な負けなし~ 大谷吉継 ~死に花を咲かす場所~ 加藤嘉明 ~秀吉に見初められ、家康に信任された男~ 片桐且元 ~豊臣秀頼を守りたかった男~ 長束正家 ~勝利への計算が狂った天下一の算術家~ 増田長盛 ~豊臣家の終焉を見届けた奉行~ 前田玄以 ~豊臣政権を支えた文人官僚~ 竹中重治 ~秀吉がその死に涙を流した軍師の死~ 宮田光次 ~秀吉が認め涙を流した勇士の死~ 戸田勝隆 ~秀吉に仕えた勇功の士~ 神子田正治 ~彼の言葉は軍略と同じく鋭かった~ 尾藤知宣 ~勇士の志を忘れた男の悲劇~ 仙谷秀久 ~大将に愛される武士~ 中村一氏 ~秀吉から最前線を常に任される戦上手~ 堀尾吉晴 ~人に尽くし敬われた「仏の茂助」~ 木下吉隆 ~秀吉の奏者(取次役)を務めた男の不幸~ 石川貞清 ~豊臣家の創業と終焉を見届けた最後の侍~ 加藤光泰 ~毒殺された秀吉古参の勇者の死~ 毛利勝信 ~豊臣家への恩に報いた黄母衣衆~ 山内一豊 ~凡庸にして非凡、仁愛の将~ 田中吉政 ~三成に宰相の座を奪われた仁政の人~ 生駒親正 ~秀吉への御恩を果たした宿将の矜持~ 富田一白 ~豊臣政権の東国外交を任された交渉人~ 脇坂安治 ~貂の皮の馬印をもつ剛柔の武士~ 一柳直末 ~関東にも代え難い猛将の第一~ 毛利高政 ~秀吉の庶子と噂された砲術の達人~ 木村重茲 ~秀次の補佐役が災いした利休の弟子~ 一柳可遊 ~秀次事件で切腹した有能な検地奉行~ 古田重然 ~破壊と再生を繰り返した織部の茶~ 平野長泰 ~槍を取り上げられた勇士の勇~ 糟屋武則 ~武士の領分を全うできた男の一生~ 小西行長 ~神に召されたキリシタン大名~ 宮部継潤 ~荒法師から武士へと転じた戦巧者~ 堀秀政 ~関八州を貰い損ねた名人・久太郎~ 黒田如水 ~神になれなかった救世主~ 3. 越境人材 木食応基 ~「行基の再来」と呼ばれた男~ 施薬院全宗 ~望むところ必ず達した秀吉の侍医~ 西笑承兌 ~秀吉、家康に仕えた黒衣の宰相~ 大村由己 ~秀吉のスポークスマンとなった元僧侶~ 今出川(菊亭)晴季 ~秀吉を武家関白にした公卿~ 神屋宗湛 ~秀吉を経済面で支援した博多の豪商~ 小西隆佐 ~秀吉が重用した新興商人~
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歴史とは想像力を無限(∞)に広げる導線である ~発刊にあたって 大宰 観~ 2024年の大河ドラマ「光る君へ」の主人公である紫式部が生きた平安時代に焦点を当て、日本最大の歴史愛好家サークル・歴史MINDの歴活(史跡巡り、歴史記事の投稿、関連講演など)を支えるライター10人による歴史論考集の第6弾。 「歴史愛好家のための日本の歴史~平安時代編~」は、日本が文化的に後進国だった時代から、最先端の文化・知識・政治体制を持つ中国王朝に学び、日本独自の国風王朝体制に転換した平安時代の物語です。 当書籍では、その時代背景や日本の歴史を理解するための情報満載の内容を提供しています。平安時代の政治、社会、文化、宗教など、多岐にわたるテーマについて詳しく解説しています。 さらに、多くの写真やイラストを使って時代の雰囲気を再現し、読者がまるでその時代にタイムスリップしたかのような体験ができます。 この一冊で、日本の歴史に深く没頭し、平安時代の魅力を感じることができるでしょう。 歴史が好きな方や学生、研究者にとっても必要不可欠な一冊です。是非、あなたも当書籍を通じて、日本の歴史の魅力に触れてみてください。 ※注意:商品は著作権法に基づき提供されており、無断転載・二次利用は禁止されております。 ※表紙画像と合わせて、試読ページもございますのでご参照ください。 *************************************** 【目次】 「歴史愛好家のための日本の歴史〜平安時代編〜」発刊にあたって 大宰 観 第一章 東アジアの中の平安京〜千年の都の生い立ち〜 鈴木 淳 はじめに 一.都城建設の黎明〜平安京誕生まであと二〇〇年〜 二.揺れる王宮のデザイン〜平安京誕生まであと一五〇年〜 三.戦時下の王宮〜平安京誕生まであと一三〇年〜 四.藤原京/フォーマルな装いの机上の都〜平安京誕生まであと一〇〇年〜 五.伝統の確立した京、平城京〜平安京誕生まであと九〇年〜 六.木津川水系を巡る宮都〜平安京誕生まであと三〇年〜 七.山背へのシフトチェンジ〜平安京誕生まで一〇年〜 八.精緻なる宮都の到達点〜そして平安京誕生〜 九.宮都の役割とは おわりに コラム①平安時代の仏教(前半)―奈良仏教との離別と密教への依存― 平安時代の仏教(後半)―末法思想からの脱出― 小山泰利 第二章 仏教論争 〜立ち戻るべき「真理」はあるか〜 正本 景造 はじめに 一.新旧宗派対立 二.空有の論争 三.三乗か一乗か おわりに 〜その論争の果て〜 コラム② 征夷大将軍・坂上田村麻呂の墓を訪ねて 大宰 観 第三章 空海、その足跡と後世にもたらしたもの 中田学 はじめに 一.誕生、家系 二.修行時代 三.入唐 四.帰国 五.最澄と嵯峨天皇との関係 六.入定 七.道長と空海 八.空海がもたらしたもの おわりに コラム③ 紀貫之と漢字仮名交じり文字 中田学 第四章 薬子の変〜矛盾を書き換えた日本人のブリコラージュ〜 正本景造 はじめに 一.二人の天皇 二.天皇激突 三.事後処置 おわりに コラム④ 平安時代の美味しい食べ物 アマリコ 第五章 菅原道真の世路難記〜その生涯と異説・天神縁起〜 大宰観 はじめに 一.菅原氏発祥由来(土師氏の生業と改姓縁起) 二.和魂漢才の人・菅原清公と菅原是善 三.生誕と飛梅伝説 四.島田忠臣の娘と「苦日長」 五.官僚としての歩みと白氏の体 六.文章博士の就任と匿詩事件 七.讃岐守への転出 八.讃岐国の現実と寒早十首 九.藤原基経と阿衡事件の前日譚 十.阿衡事件 十一.讃岐国からの帰京と藤原基経の死 十二.宇多天皇と寛平の治 十三.遣唐使の廃止と国風政治への転換 十四.国政改革の発動と怨霊伝説 十五.昌泰の変の黒幕 十六.昌泰の変と大宰府左遷行 十七.道真の起こした奇蹟とは おわりに コラム⑤ 鎮守府将軍・平貞盛 大宰観 第六章 平将門はなぜ「新皇」を名乗ったのか〜新たな信仰と求めすぎた「可能性」〜 正本景造 はじめに 一.栄達からの離脱 二.一族争乱 三.将門躍進 四.行きついた先 おわりに コラム⑥ 平将門の乱と怨霊伝説 渡邉浩一郎 第七章 海賊になった貴族・藤原純友 アマリコ 一.藤原純友を知っているだろうか? 二.藤原純友の乱とは? 三.承平・天慶の乱とは何か? 四.藤原純友の乱が与えた影響とは何だったのか? 五.平安時代の政治・経済・社会構造の問題とは何だったのか。 当時の政治状況はどうだったのか。 六.藤原純友の乱と、関東で起こった平将門の乱はどう違うか? 七.純友、海賊討伐で功をなす 八.純友の蜂起―摂津国須岐駅事件 九.朝廷は、最初どのように対応したのか?―最高の瞬間 十.純友の栄華 十一.純友の誤算 十二.摂関・藤原忠平という政治家 十三.純友の最後の戦い 十四.藤原純友の最後の賭け 十五.藤原純友の最期 十六.純友の乱・平定後の勲功 十七.藤原純友の足跡 コラム⑦ 源氏二十一流 私論なぜ源氏が武士になったのか? 吉田誠一 第八章 安和の変と清和源氏の躍進 吉田誠一 はじめに 〜藤原道長の子供たちの明暗〜 一.藤原氏(北家)の他家排斥活動 二.安和の変 三.軍事貴族 清和源氏の躍進 四.清和源氏の祖 源経基 五.清和源氏?陽成源氏 六.経基以降 おわりに コラム⑧ 刀伊の入寇 ~馬を馳せかけて射よ。臆病は死にたり~ 白石ひとみ 第九章 紫式部と藤原道長 ~そして、物語は残った~ 白石ひとみ はじめに 一.紫式部の生い立ち 二.藤原道長の生い立ち 三.交差する人生 ~一条天皇の御世~ 四.三条天皇と道長 五.望月の歌と道長の晩年 六.その後の中宮彰子と紫式部 七.二人が残したもの おわりに コラム⑨ 佳人薄命―清少納言と藤原定子― 白石ひとみ 第十章 冷酷と情熱のあいだ〜摂関家の爪牙とハイスペック女子〜 鈴木 淳 はじめに 一.和泉式部 〜才女の貌は奔放なのか、真っ直ぐなのか〜 二.藤原保昌 〜都ノ武者の華〜 三.平安時代の西海から おわりに コラム⑩源頼光は果たして英雄だったのか? 吉田誠一 第十一章 摂関政治から院政へ〜帝の「ミウチ」による政治スタイルの栄枯盛衰〜 吉田誠一 はじめに 一.摂関政治の成立 二.藤原道長による摂関全盛 三.藤原頼通と後三条天皇 四.白河院による院政 五.新たな勢力の登場 おわりに コラム⑪ 異説・川崎大師縁起〜流浪と絶望の果てに〜 大宰観 第十二章 安倍貞任から奥州藤原氏 小山森郎 はじめに 一.前史 二.東北の地方政治と前九年の役開始前の各地の状況 三.前九年の役 四.延久蝦夷合戦 五.後三年の役 六.その後の陸奥出羽両国 おわりに コラム⑫ 伝説・平清盛の音戸の瀬戸掘削 アマリコ 著者・略歴
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当書は、歴史研究を職業としていない歴史愛好家達【歴史愛好家サークル:歴史MIND メンバー】と作家である伊東潤 氏のコラボによる【徳川家康】の生涯(歴史)をテーマとした書き下ろしの歴史論考集(歴史読本)となっています。 当書は12の章立てと11のコラムで構成されており、巷の歴史本には読み飽きた歴史愛好家の皆さまにお届けしたい一冊です。 最新の歴史研究書で紹介されている新説も踏まえつつ、著者の多くが歴史MIND史観ともいえる普遍的な人の価値観を前提とした歴史論考として著述されております。 「家康考」は肩ひじ張らずに歴史を【楽しめる】事を目的に企画された本です。 歴史学者であれば、こうは書かないであろうと云う視点でも書かれているので、楽しんでご一読いただければ幸いです。 まずは、読むか、読まないか「どうする家康?」と迷うより、 実際の徳川家康を見倣い、決断力をもって 当書のご購入をご検討いただければ幸いです(^^) なお、発刊日は徳川家康の誕生日(西暦)1月31日を予定しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【目次】 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第一章 徳川家康の三河国独立戦記 大宰 観 はじめに 一.徳川家康の生い立ち 二.初陣(寺部城の戦い)と三河忩劇 三.桶狭間の戦いと「厭離穢土 欣求浄土」 四.独立と織田家との同盟 五.三河一向一揆が起きた背景 六.三河一向一揆 七.東三河攻略と三河国統一 おわりに -------------------------------------------- コラム1 家康のカルバリン砲 村岡 公司 -------------------------------------------- 第二章 徳川家康と松平信康 中田 学 はじめに 一.松平信康誕生と時代背景 二.徳姫との婚姻 三.今川氏滅亡 四.徳川を取り巻く各国の情勢 五.長篠の戦い 六.信康事件の真相 おわりに -------------------------------------------- コラム2 家康公の祖母 小山 森郎 -------------------------------------------- 第三章 徳川家康の三方ヶ原の戦い ~「遠き道」を阻んだもの 本当の勝者とは~ 正本 景造 はじめに 一.【家康】独立と躍進 二.【信玄】野望と挫折 三.両雄開戦 四.三方ヶ原 おわりに -------------------------------------------- コラム3 家康の本当の「宝」は何だったのか? 正本 景造 -------------------------------------------- 第四章 ポスト本能寺の変と家康 ~小牧長久手戦役を巡って~ 鈴木淳 はじめに 一.霹靂 ~マッチメイク~ 二.リングサイド ~計量~ 三.ROUND1 ~ゴングは鳴った~ 四.ROUND2 ~フェイント~ 五.ROUND3 ~ラッシュ~ 六.ROUND4~トリック~ 七.ROUND5 ~ジョーカー~ 八.最終ROUND ~落としどころ~ おわりに ~天意~ -------------------------------------------- コラム4 閑室(かんしつ)元佶(げんきつ) ―知られざる家康のブレーン― 白石 ひとみ -------------------------------------------- 第五章 徳川家康と危機管理 ~神君伊賀越から~ 鈴木淳 はじめに 一.家康はどこにいたのか? 二.どこを通ったのか ~穴山梅雪は二度死ぬ?~ おわりに -------------------------------------------- コラム5 家康夏の陣に死す! ~家康影武者説、その真偽と検証~ 渡邉 浩一郎 -------------------------------------------- 第六章 徳川家康の江戸づくり 吉田誠一 はじめに 一.なぜ家康は江戸を選んだのか? 石垣山のエピソード 秀吉の思惑 家康の思惑 なぜ幕府を江戸に開いたのか? 二.家康以前の江戸 中世の関東の形 中世の江戸 江戸の大福長者 太田道灌 北条氏の支配 三.徳川家康の江戸入部と江戸の街づくり 家康入部時の江戸 江戸の街づくりの実態 江戸の街造りの三つの段回 四.徳川による江戸城の普請 豊臣大名としての江戸づくり 天下普請 寺社の移転 五.日比谷入江と江戸前島 平川の付替え 日比谷入江の埋め立て 江戸前島 六.水路の開発 道三堀 小名木川 外堀 七.飲料水の確保 千鳥ヶ淵、牛ヶ淵 小石川上水 山王溜池 八.利根川の東遷 両国橋 中世の関東大河 第一期 一五九四年( 豊臣大名時代) 第二期 一六二一年 第三期 一六四三年 第四期 一六五四年 おわりに -------------------------------------------- コラム6 聡明な側室 お梶の方 吉田 誠一 -------------------------------------------- 第七章 徳川家康と関ヶ原の戦い 伊東潤 はじめに 一.豊臣政権の問題点 二.関ヶ原の戦いの戦術的構造 おわりに -------------------------------------------- コラム7 徳川秀忠の敗北 市川 達也 -------------------------------------------- 第八章 徳川家康と大坂の陣 伊東潤 はじめに 一.関ヶ原以後の政治情勢 二.なぜ豊臣家は滅び、徳川家は栄えたのか おわりに -------------------------------------------- コラム8 井伊直政と松井松平周防守家 松尾 史郎 -------------------------------------------- 第九章 家康の対外政策と岡本大八事件 ―鎖国への途(みち)― 白石 ひとみ はじめに 一.江戸時代初期の対外政策 二.外交顧問、ウィリアム・アダムスと浦賀貿易 三.長崎替地問題とジョアン・ロドリゲス 四.マカオでの殺傷事件とノッサ・セニューラ・ダ・グラサ号事件 五.岡本大八事件 おわりに -------------------------------------------- コラム9 本多作左衛門重次 ~秀康の恩人~ 中田 学 -------------------------------------------- 第十章 家康と十八松平の活躍 松尾 史郎 はじめに 一.家康と松平諸家 二.東条(青野)松平家 三.松井忠次(松平康親)の活躍 四.家康と松井忠次 五.その後の松井松平周防守家 おわりに -------------------------------------------- コラム10 徳川家康と松下幸之助 ~屋根のある墓と南宗寺~ 大宰 観 -------------------------------------------- 第十一章 家康が眠る久能山東照宮のこと 興津 諦 はじめに 一.ふたつの遺命 二.久能山と陰陽道 三.日光への「改葬」 四.徳川宗家の墓参 おわりに -------------------------------------------- コラム11 徳川家康、終活の地 大宰 観 -------------------------------------------- 第十二章 【家康考版・関ヶ原合戦】に関する 歴史認識アンケート調査とその考察 大宰 観・吉田 誠一 はじめに 一.【関ヶ原合戦】の経緯と結果 二.【関ヶ原合戦で活躍した好きな武将】 三.【究極の三択~三英傑の中で誰が好き?】 おわりに --------------------------------------------
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これまで意欲的に同人誌の刊行を続けてきた歴史MINDだが、『反・吾妻鑑『『反・太平記』『反・戦国武将列伝』に続く第四弾として『反・関ヶ原合戦』刊行の運びとなった。 こうした自由参加型のコミュニティは継続が難しいものだが、本誌のような刊行物を出し続けることで、コミュニティ自体が活性化し、継続性が保たれることになる。とくにコロナ禍によって、多くのゆるいコミュニティが開店休業状態に陥る中、日本最大の歴史コミュニティ歴史MINDが早々に成果物を出してきたことは「さすが」としか言えない。 さて、今回はいよいよ「関ヶ原」の論考集ということで、執筆陣の熱気が伝わってくるような内容だ。本書の中には、参考になる情報が必ずや眠っていることだろう。 (歴史小説家・伊東 潤。「『反・関ヶ原合戦』発刊に寄せて」より抜粋) ************************** 【目次】 ------------------------------------------------------------ 『反・関ヶ原合戦』発刊に寄せて 伊東 潤(歴史小説家) ------------------------------------------------------------ 第一章 関ケ原アンケート調査報告 レキシーズ(大宰・吉田・鈴木) はじめに (大宰) 一.【関ヶ原合戦】の経緯と結果(大宰) 二.関ヶ原合戦で活躍した好きな武将(大宰) 三.関ヶ原でよく頑張った人物!(吉田) 四.関ケ原合戦のターニングポイントはどこか?(鈴木) おわりに(大宰) ------------------------------------------------------------ コラム① 南蛮胴具足 村岡 ------------------------------------------------------------ 第二章 なぜ伏見城の戦いは美談になったのか 市川 はじめに 一.伏見城の戦いのあらまし 二.ちょっと道草 三.なぜ家康は鳥居元忠らを城将にしたのか 四.家康及び徳川家は戦の後に何をしたのか 五.なぜ伏見城の戦いは美談になったのか おわりに ------------------------------------------------------------ コラム② 織田秀信と岐阜城 市川 ------------------------------------------------------------ 第三章 上杉家と関ヶ原の戦い 首藤 はじめに 一.上杉景勝の誕生と御館の乱 二.景勝の苦悩と決断 三.会津百二十万石 四.北の関ヶ原 慶長出羽合戦 五.長谷堂城の戦い 六.最上義光の反撃 七.最上家の改易 八.米沢からの再出発 九.幻の城・神指城 おわりに _________________________ コラム③ 豊臣秀吉の埋蔵金伝説 渡邉 _________________________ 第四章 三成に過ぎたるもの ~嶋左近の足跡~ 鈴木 はじめに 一.左近の出自について 二.筒井家時代~国民から武家へ~ 三.豊臣大名時代 四.佐和山にて~石田三成との二人三脚~ 五.大垣にて ~大会戦前夜~ おわりに _________________________ コラム④ オトチの岩窟 斉藤 _________________________ 第五章 稀有 ~大谷吉継と関ヶ原~【小説】 渡邉 _________________________ コラム⑤ 島津の退き口を訪ねる 斉藤 _________________________ 第六章 北陸の関ケ原 大聖寺城 斉藤 はじめに 一.大聖寺城の歴史と関わりのある人たち 二.山口宗永と大聖寺の戦い 三.大聖寺城を訪ねて おわりに _________________________ コラム⑥ 陣所からみた関ヶ原 ~南宮山編~ 鈴木 _________________________ 第七章 大津城籠城戦 京極高次 斉藤 はじめに 一.近江源氏佐々木京極氏 二.蛍大名と言われた京極高次 三.大津城と籠城戦 四、大津城の今 おわりに _________________________ コラム⑦ 陣所からみた関ヶ原 ~松尾山編~ 鈴木 _________________________ 第八章 ある勝者と敗者の物語 ~土佐を得た男と失った男~ 吉田 はじめに 一.不自然な家督相続 二.凄惨なお家騒動 三.盛親、西軍(大坂方)に加担 四.関ヶ原での盛親 五.改易 六.盛親のその後 七.内助の功 八.小山評定 九.関ケ原での一豊 十.土佐入国 おわりに _________________________ コラム⑧ 人生の見せ場とは ~前田利長 対 丹羽長重~ 正本 _________________________ 第九章 責任と誇りをアップデートせよ ~生涯学び続けた男・藤堂高虎~ 正本 一.流浪の家系 二.恩師を得る 三.選択の時 四.在り方の先 終わりに ー戦国を終わらせたあとの武士とはー _________________________ コラム⑨ 泥くさく、水くさく ~ 田中吉政伝 ~ 大宰 _________________________ 第十章 如水戦記 ~天下取りへの策動~ 大宰 はじめに 一.福岡城の丘 二.覇王からの贈り物 三.黒田家の発祥と黒田重隆の人物像 四.如水と云う人 五.有岡城の虜囚(捕囚) 六.終わりのない戦い 七.賤ヶ岳の戦いの奮戦 八.秀吉チルドレンの台頭と「唐入り」 九.如水の「合子形兜」の謎 十.如水のまさか 十一.天下取りの盟友 十二.最後の勝者 おわりに _________________________ コラム⑩ 島津 翔る! 白石 _________________________ 第十一章 肥前国関ケ原 ~大村氏・有馬氏を中心に~ 白石 はじめに 一.九州平定までの肥前国 二.九州平定と肥前国 三.バテレン追放令と肥前国 四,天草国人一揆と肥前国 五.文禄・慶長の役と肥前国 六.関ケ原の戦いと肥前国 七.キリシタン資料にみる関ケ原 八.関ケ原後の肥前国 おわりに _________________________ 著者紹介
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反太平記【30%オフ】
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【体裁:B5判・220頁 発行年月:2019年12月1日】 歴史MIND出版企画の第二弾!「反太平記」!ついに12月に発刊します! 日本歴史文学史上、最長作品として知られる「太平記」をテーマに、歴史MINDメンバー八名によって、その時代に活躍した人物達の生き様やその時代に起きた事件を取り上げ、従来にない斬新かつ柔軟な歴史観で、書物として、まとめ上げた異説・歴史書となっております。 今回は発刊挨拶に数々の歴史文学賞を受賞して多方面でご活躍されている伊東潤先生(歴史作家)に「太平記」の世界観とあわせ、本書「反太平記」の魅力をご紹介いただきました。 それに続いて前作「反吾妻鑑」でも好評であった歴史認識アンケート調査レポート(事前実施)を第一章に設け、「太平記」についての歴史認識を共有する事で、本書と「太平記」の理解を深めて頂くべく構成・紹介しております。 我々が行った事前アンケートにご協力いただいた方々の選りすぐりコメントも紹介しております。 第2章以降は歴史MINDのライター八名による書き下ろし原稿を掲載しております。 巷の歴史本では語られないであろう「太平記」の人物像・世界観・歴史真相について、ボキャブラリーを交えて、書かれており、一読の価値がある事をお約束いたします。 ぜひ、これを機会に「太平記」の時代・歴史を本書を通して発見していただければ幸いです。 歴史MIND 陶山正夫 2019年(令和元年)12月 ****************** 【目 次】 『反・太平記』発刊にあたって 【筆】伊東 潤 第一章 【太平記】に関する 歴史認識アンケート調査とその考察 【筆】陶山正夫&歴オタ・オールスターズ はじめに 一.歴史Mind【太平記】アンケート(グーグル) 二.歴史Mind【太平記】アンケート(フェイスブック) おわりに 第二章 レジスタンスの旗揚げから倒幕まで 【筆】玉木 造 はじめに 一.楠木正成の活躍 二.護良親王からの綸旨(りんじ)(新田義貞) 三.新田荘(新田義貞) 四.生品(いくしな)神社での旗揚げ(新田義貞) 五.足利高氏の旗揚げ(足利高氏) 六.小手指が原・久米川の戦い(新田義貞) 七.分倍河原の戦い(新田義貞) 八.裏切り 九.六波羅攻め(足利高氏) 十.関戸の戦い(新田義貞) 十一.足利高氏2つの悲劇 十二.洲崎の戦い 十三.稲村ケ崎 十四.十一人塚 十五.大潮の日 十六.義貞の防衛線突破作戦 十七.太刀投げ おわりに 第三章 鎌倉のいちばん長い日 【筆】内田 めぐみ はじめに 一.徳崇大権現 二.弁谷 三.長崎高重 四.円喜の涙 五.鎌倉炎上 六.北条高時 おわりに 第四章 書言ヲ尽サズ、言意ヲ尽サズ ~北畠顕家が目指したもの~ 【筆】正本 景造 はじめに 一、歴史を動かした天皇の実態 二、北の大地に隠された無期待人事 三、稀代の麒麟児が魅せた、バランス運営 四、陸奥将軍府誕生 五、追い込まれた顕家 おわりに 第五章 月ヶ瀬梅林 【筆】山下 利栄子 はじめに 一、月ヶ瀬梅林 二、後醍醐天皇 三、笠置寺・笠置山 四、女官 姫若伝説 五、烏梅 おわりに 第六章 上杉憲顕と鎌倉府 ~戦国へのカウントダウンはすでに始まっていた~ 【筆】吉田 誠一 はじめに 一.観応の擾乱の特殊性 二.上杉氏とは 三.憲顕と鎌倉 四.権力闘争の火種 五.観応の擾乱の勃発 六.鎌倉公方足利基氏 七.観応の擾乱第2ラウンド 八.観応の擾乱第3ラウンド 九.薩埵山の戦い~直義の死 十.武蔵野合戦 十一.薩埵山体制と入間川御陣 十二.尊氏の死と憲顕の復活 十三.憲顕の鎌倉府統治 十四.憲顕が残したもの おわりに 第七章 平家の護人 ~陶山義高と一族の系譜~ 【筆】陶山 正夫 はじめに 一.陶山(すやま)氏の興り ~源氏討ちの一族~ 二.陶山道勝の出家と幸運 三.鎌倉への移住と相模・陶山氏 四.道雅の出家と笠岡への帰還 五.陶山義高と太平記の世界観 六.笠置山の戦いと義高の勝因 七.六波羅攻防戦と陶山義高の最期 八.その後の陶山氏と笠岡山城の落城 九.陶山一族と黒田如水 おわりに 第八章 消された名将 新田義興 ~矢口の渡しの悲劇から思う事~ 【筆】内田 めぐみ はじめに 一.新田義貞の次男 二、武蔵野合戦 鎌倉での義興 三、刺客 五、矢口の渡し 六、それから 七、神になった義興 八、新田神社についてのおまけのお話 おわりに 第九章 楠木 正儀 ~誇り高き悪党の血統~ 【筆】鈴木 淳 はじめに 一.暗転 二.草根 三.曙光 おわりに 第十章 足利義満は何がしたかったのか 【筆】市川 達也 はじめに 一.足利義満の生涯 二.ちょっと道草 三.足利義満晩年の軌跡 四.足利義満は何がしたかったのか・・・・諸説 五.足利義満は何がしたかったのか・・・・私見 六.足利義満は何故公方になったのか おわりに 第十一章 赤松円心とは何者だったのか ~謎多き赤松一族を肴に呑んでみたら楽しかった~ 【筆】関西・歴史マインド・メンバーズ (すー・ヤタ・コマやん) はじめに 一.赤松氏のルーツ、ふるさと 二.弓矢取ッテ無双ノ勇士有リ 三.人ノ下風ニ立タン事ヲ思ワザリケレバ 四.名ヲ顕シ忠ヲ抽バヤト思ヒケルニ 五.円心を取り巻く人々 おわりに 【太平記の時代】年表 索引・著者紹介
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反吾妻鑑【30%オフ】
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【体裁:B5判 107頁 発行年月:2018年12月7日】 平安時代後期から鎌倉時代前期までの「治承・寿永の乱(源平合戦)」に登場する人物たちの話題を中心に鎌倉幕府によって書かれた正史「吾妻鑑」には書かれてない歴史の真相を、七人のライターによって、現代人の感覚で紐解く異説歴史書です。 当書では、源平合戦を彩る執権・北条氏一族(北条時政、北条義時、北条政子)、源頼朝、源範頼、源義経、木曾義仲・義高親子、山内首藤氏といったメジャー、マイナーな人物たちの人物像を専門家では書き得ない歴史観によって書かれた類書の少ない一冊です。 【Facebook(SNS)による繋がりから集った歴史愛好家サークル「歴史MIND」のメンバー(七人の歴士)がメインライターとなっております。普段は一般社会で普通に働いているおじさん、おばさんらによって書かれているので書店にある本では読むことができないマニア好みな歴史観で分かり易く書かれています。 これから歴史を学ぶ方にとっても易しい言葉や文章で書かれており、老若男女問わず、おススメの一冊です。 【目次】 発刊にあたって 筆:陶山 正夫 第一章 最初の武家政権の地「鎌倉」 ~鎌倉選定には、北条時政の思惑が働いていた!~ 筆:吉田 誠一 はじめに 1.頼朝を支えた北条氏と関東武士たちの出自 2.北条氏の祖 平直方 3.平忠常の乱~河内源氏と平直方の合流 4.時政と直方 5.前九年の役・後三年の役と坂東武士 6.河内源氏の凋落と坂東武士 7.河内源氏の復権と坂東武士 8.保元の乱と平治の乱~河内源氏の滅亡と坂東武士たち 9.平家全盛期の坂東武士たち 10.頼朝の挙兵と鎌倉入り おわりに 第二章 もうひとつの源氏の“つはもののイエ” ~大和源氏 源頼親の系譜~ 筆:鈴木 淳 はじめに 1.プロローグ/ 1013 年のテロ 2.王朝武者の時代 3.大和を巡る角逐 round-1 4.大和を巡る角逐 round-2 5.大和を巡る角逐 round-3 6.大和を巡る角逐 round-4 7.大和源氏、陸奥へ おわりに 第三章 鎌倉と会津 筆:首藤 義貴 はじめに 1.会津慧日寺と木曾義仲 2.鎌倉幕府守護・首藤氏 3.会津蘆名氏 4.蘆名氏と首藤山内氏 おわりに 第四章 真説・源範頼伝 ~政を淳素に反す~ 筆:陶山 正夫 はじめに 1.藤原範季の薫陶 2. 甲斐の勇将 安田義定を師と仰ぐ 3.野木宮合戦と志田義広との因縁 4.義経との絆 5.曽我兄弟の仇討と北条時政の謀り事 6.源範頼の子孫・吉見氏 おわりに 第五章 頼朝と奥州王国 筆:玉木 造 はじめに 1.腰越 2.江の島 3.高館(たかだち) おわりに 第六章 政子のき・も・ち 筆:内田 めぐみ はじめに 1.政子の決意 2. 御簾の陰で涙する女ではありません 3.夫と娘たちとの別れ 4.尼御台 おわりに 第七章 清水冠者・源(木曾)義高と大姫の悲話を巡る 筆:陶山 正夫 はじめに 1.清水冠者・源(木曽)義高 2. 大姫 3.鎌形八幡神社 おわりに 第八章 承久の乱と執権北条氏の謎 筆:市川 達也 はじめに 1.承久の乱のあらまし 2.ちょっと道草 3.何故承久の乱は一般的な注目度が低いのか? 4.何故北条義時と泰時親子は悪人とされないのか? おわりに 第九章 まるで源氏物語絵巻を見ているよう 〜鎌倉の平家〜『重衡と千手ちゃんのお話し』 筆:内田 めぐみ はじめに 1. あっぱれ大将軍 2.千手の前 3.そして奈良へ 4.妻輔子 5.重衡をめぐる三人の女性 おわりに 第十章 我が友 ~源頼朝と佐奈田義忠の繋がり~ 筆:陶山 正夫 はじめに 1.特別な存在 おわりに 第十一章 源平時代アンケートの考察 (歴史MINDメンバーによる人気投票より) 筆:陶山 正夫(文)&歴史 MIND オールスターズ はじめに 1.源平合戦人気アンケート(勢力) 2. 「源平時代」「鎌倉時代」人物の人気アンケート おわりに 索引 著者紹介
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【反吾妻鑑&反太平記】セット【40%オフ】
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新刊「反戦国武将列伝」の発刊した事を記念して、初めて歴史MINDの本を購入される方向けに、歴史MINDが一昨年、昨年に出版した「反吾妻鑑」と「反太平記」を2冊セット価格でお求めいただけます。定価であれば2冊6000円+送料(500円)のところ、4800円+送料(500円)でお求めいただけるお得なセット価格です。
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歴史愛好家のための日本の歴史シリーズセット【2冊】~平安時代編、豊臣秀吉となった男の一生と安土桃山時代~
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歴史愛好家のための日本の歴史シリーズセット【2冊】 ~豊臣秀吉となった男の一生と安土桃山時代、平安時代編、~ 【体裁】B5判、合計668ページ 【特別価格】6600円(税込:本体6270円+送料330円含む) *************************************** ★歴史愛好家のための日本の歴史シリーズ待望の新作と前作「平安時代編」とのセット価格のご案内です。平安時代から安土桃山時代まで、日本の歴史を通じて、魅力あふれる逸話や人物に迫ります。 ★「歴史」に心を躍らせる方々に向けた、深く掘り下げた内容が盛り沢山の2冊セット。文化のある時代背景や、豊臣秀吉の波乱万丈な人生を、多角的に理解できる一冊です! - **平安時代編**では、華やかな文化や政治、さらには宗教の影響が色濃く残る時代を鮮明に描写。読者は、紫式部や藤原道長といった歴史的な人物がどのように当時の日本を形成したのかを学ぶことができます。また、多数のイラストや写真も交え、時代感をより身近に感じられるでしょう。 - **豊臣秀吉となった男の一生と安土桃山時代**では、農民出身の秀吉がどのようにして戦国時代を勝ち抜き、天下を統一したのか、その陰にある人間模様や家臣たちとの交換劇に迫ります。時代の動乱や文化の興隆、秀吉自身の人間性を探ることで、読者は彼の人生から歴史の教訓を得ることができるでしょう。 この2冊を通じて、日本の歴史をより深く知り、歴史の魅力を存分に味わってください。研究や学びを楽しむ方はもちろん、歴史ファンの方にもオススメの一冊です。ぜひこの機会にお手に取って、日本の豊かな歴史に触れてみてください。 ※注意:本書は著作権法に基づき提供されており、無断転載・二次利用は禁止されております。 ※特別収録のイラストや写真も多数掲載されておりますので、ぜひお楽しみください。 ※注意:商品は著作権法に基づき提供されており、無断転載・二次利用は禁止されております。 ※表紙画像と合わせて、試読ページもございますのでご参照ください。 *************************************** 歴史愛好家のための日本の歴史① 「歴史愛好家のための日本の歴史〜平安時代編〜」 【目次】 第一章 東アジアの中の平安京〜千年の都の生い立ち〜 コラム①平安時代の仏教(前半)―奈良仏教との離別と密教への依存― 第二章 仏教論争 〜立ち戻るべき「真理」はあるか〜 コラム② 征夷大将軍・坂上田村麻呂の墓を訪ねて 第三章 空海、その足跡と後世にもたらしたもの コラム③ 紀貫之と漢字仮名交じり文字 第四章 薬子の変〜矛盾を書き換えた日本人のブリコラージュ〜 コラム④ 平安時代の美味しい食べ物 第五章 菅原道真の世路難記〜その生涯と異説・天神縁起〜 コラム⑤ 鎮守府将軍・平貞盛 第六章 平将門はなぜ「新皇」を名乗ったのか〜新たな信仰と求めすぎた「可能性」〜 コラム⑥ 平将門の乱と怨霊伝説 第七章 海賊になった貴族・藤原純友 コラム⑦ 源氏二十一流 私論なぜ源氏が武士になったのか? 第八章 安和の変と清和源氏の躍進 コラム⑧ 刀伊の入寇 ~馬を馳せかけて射よ。臆病は死にたり~ 第九章 紫式部と藤原道長 ~そして、物語は残った~ コラム⑨ 佳人薄命―清少納言と藤原定子― 第十章 冷酷と情熱のあいだ〜摂関家の爪牙とハイスペック女子〜 コラム⑩源頼光は果たして英雄だったのか? 第十一章 摂関政治から院政へ〜帝の「ミウチ」による政治スタイルの栄枯盛衰〜 コラム⑪ 異説・川崎大師縁起〜流浪と絶望の果てに〜 第十二章 安倍貞任から奥州藤原氏 コラム⑫ 伝説・平清盛の音戸の瀬戸掘削 著者・略歴 *************************************** 歴史愛好家のための日本の歴史② 「豊臣秀吉となった男の一生と安土桃山時代」 【目次】 第一章 豊臣秀吉の出生記 〜本当に農民の子として生まれたのか〜 コラム① 秀吉の養子たち ~秀吉に翻弄された人生の果てに~ 第二章 木下藤吉郎秀吉の青年時代 コラム② 豊臣の「まんかかさま」ねね 第三章 信長包囲網・仏教相論~そこに勝ちパターンはあるか~ コラム③ 逆名利君の人、竹中半兵衛 第四章 長浜城主 羽柴秀吉 コラム④ 「静謐」の茶 第五章 秀吉の中国攻め 〜中国大返しを検証する〜 コラム⑤ 闇の本能寺 ~消えた信長~ 第六章 中国大返し ~神速その先へ~ コラム⑥ 黒田官兵衛の栄光と限界 第七章 豊臣秀長 〜見えない「徳」を残した稀代の補佐役〜 コラム⑦ 藤堂高虎 ~本当の「我」を押しとおした男~ 第八章 転換点としての清洲会議 コラム⑧ 蒲生氏郷 ~レオンの約束の地~ 第九章 賤ヶ岳戦役での秀吉 ~現地レポを織り交ぜて~ コラム⑨ 槍の又左衛門が築いた百万石の石垣 第十章 秀吉の大坂城築城と首都構想 コラム⑩ 堀秀政 ~「運が微笑む」機会に立ち会い続けた「名人芸」~ 第十一章 小牧・長久手の戦い 〜家康はなぜ秀吉に無謀な戦いに挑んだのか〜 コラム⑪ 秀長総大将に祭り上げられる! 四国攻めの舞台裏 第十二章 中世を終わらせた秀吉の検地と刀狩り コラム⑫ 太閤検地を科学する 第十三章 豊臣秀吉の九州平定とキリスト教政策 コラム⑬ 妙なる調べ ~天正遣欧使節、聚楽第にて秀吉に謁見す~ 第十四章 天下統一の完成 〜中世はみちのくで終る〜 コラム⑭ 悲劇の関白 豊臣秀次 第十五章 大航海時代と朝鮮出兵 〜耳塚にて思う事〜 コラム⑮ ポルトガル・オランダの古記録からみた戦国時代 第十六章 太閤記の終焉 〜難波のことも夢のまた夢〜 第十七章 豊臣秀吉の家臣と越境人材 1. 家臣【一門衆 】 2. 家臣【譜代衆】 3. 越境人材
